漁師/トカケギになれるのは男性のみです。

漁師/トカケギの職業適性

トカケギ作成にあたり職業適性をご参考ください。


漁法

小舟に数名乗り合わせて漁場に出て行う素潜り漁です。 採貝、採藻、魚突きを主とします。 基本的に下履きのみ、個人の判断で適宜白襦袢を着用します。 酸素ボンベ、ウェットスーツ(上下一体型・ボトムス型不問/体温維持機能があるもの全般)、フィンは用いません。 早朝から昼過ぎまでとし、夜は潜りません。 年代を問わず昔ながらの漁法を重んじる人が大半です。 村の漁師の教え方は昔気質のものです。 決して親切で丁寧なものとは言えません。 舟を持っていない者や若い層は先輩漁師の舟に乗せてもらいます。


漁師の刺青【トカケ】

深坐岐村の漁師は必ず刺青を入れています。 この村ではこの漁師の為の刺青を【トカケ】と呼んでいます。 刺青を入れることを【トカケを着せる】と言い、漁師のことを【トカケギ】とも呼びます。 理由は諸説ありますが、住民の間では*「海に出る者には目印をつけて、それを見たヌバシマ様が守ってくれるように」或いは「海で死亡した際、誰だか判別できるようにする為」*という意見が一般的です。 かつては海遊びが好きな子供から海で仕事をする大人まで海に関わる男性は悉くそうするものでしたが、ここ50年ほどは漁師のみがトカケを着ます。